例会・イベント
開催の報告
2023年社友会総会・東京夏の例会
4年ぶりとなる日商岩井社友会定時総会および夏例会は、7月6日(木)双日本社21階の大会議室で開催され、168名の方々が出席されました。総会は11時半より山田幹事の司会で進行、最初に2019年以降4年間にお亡くなりになった会員の方々へのご冥福を祈り、黙とうを捧げました。総会は長久保会長が議長となり、
1.2022年度活動報告および2023年度活動計画
2.2022年度決算および2023年度予算
の概要につき説明、続いて社友会役員の異動につき報告がありました。決議事項は拍手をもって承認され、2023年定時総会はつつがなく終了しました。
引き続き夏の例会を開催。まず、来賓として双日株式会社藤本社長よりご挨拶を頂き、この6月で異動となった真鍋代表取締役専務、畑田執行役員(秘書部長)のご紹介がありました。お二人からの自己紹介の後、伊藤伸明さんの乾杯のご発声により、懇親会がスタートしました。今年は社友会発足50周年でもあり、シャンパンによる乾杯は大変好評でした。
今回は20名の女性会員、19名の双日役職員にご参加頂き、しかも会員が一堂に会するのは2020年新年例会以来ということで、会場は大変な盛り上がりで、あちらこちらで談笑の輪が広がりました。大いに語り、笑っていると、あっという間に定刻となり、小松通郎さんの中締めにより、懇親会は予定の14時に終了しました。会員の方々からは、とても楽しかったとの声を頂きました。
コロナ感染者が水面下で増えつつある中での今回の総会、夏の例会でしたが、双日本社の秘書部、人事部、広報部の方々には大変お世話になりました。関係各位には本誌を借りて厚く御礼申し上げます。
長久保会長挨拶
皆様、こんにちは。創立 50 周年を迎えた当社友会の総会と夏の例会にお越し頂き、誠に有 難うございます。また、史上最高の決算を実現した双日から藤本社長をはじめ、役員の皆様 にもご列席賜り厚く御礼申し上げます。
本日は皆様と、この様に一堂に会しての総会・例会を開催することができ、大変うれしく思っています。2020年の初頭から新型コロナが猛威を奮って、今日までに世界中に7百万人に迫る死者数を数えていますが、漸く沈静化の様相を呈しております。この間、通常のあらゆる行動に制限がかかり当社友会の総会・例会も中止を余儀なくされましたが、2020年の新年例会以来、3年半ぶりの開催となりました。本年度も既に、会員相互の交流の場として、情報発信の場として、また憩いの場として、「世代を超えたオープンな社友会」を目指して、全国各地域とも活発な活動を開始しております。
さて、今年の総会議題は、昨年度の活動報告と本年度の活動計画、並びに昨年度決算と本年度予算のご承認事項と、役員人事の報告事項であります。すでに6月号の会誌『躍』にて内容・詳細をお知らせしておりますので、ここでは概要をご説明致します。
昨年度の活動報告としては、大阪支部と名古屋支部で久々にリアルの新年例会が開催され、参加者にとても喜ばれたこと、本部・各支部のゴルフやハイキングやバス旅行などの野外活動が再開されたこと、恒例のフォトコンテストは第6回目を迎え質の高いコンテストになったこと、好評を博した阪神タイガース応援観戦の企画が再開されたことなどが挙げられます。また会誌『躍』では、巻頭インタビューで双日の現役役員をお迎えして、過去の半生を振り返りつつ担当業務をご紹介頂きました。全国の各種活動や各部門の集いやエッセイ等には多くの仲間に寄稿して頂き、内容も一層充実してきております。加えて、個人情報管理が厳しい環境ではありますが、2015年以来7年ぶりに会員名簿を発行しました。一方会員動向ですが、新たに25名に入会頂きましたが、退会が113名で、差し引き88名の大幅な減員となり本年3月31日現在、会員数は2,516名となっています。
本年度は50周年記念行事を予算化し実行します。主には、記念例会を本部・各支部で開催すること、会誌『躍』では巻頭インタビューに代えて、社友会をテーマにした「座談会」を実施したこと、またフォトコンテストや特別企画も行うこと、9月は双日の広報にご協力を頂き、懐かしいMore For The Worldのロゴを入れた、特製の「エコバッグ」を会員全員にお届けすること、10月は同じルールに基づき、本部、各支部で記念ゴルフ大会を開催すること、全国の成績を集計したバーチャルな全国横断記念ゴルフ大会も実現すること、更には全国記念ボウリング大会を開催することなどです。詳細内容は個別にお知らせしますので、多くの会員の皆様の参加をお待ちしています。 続きまして、昨年度決算と本年度予算をご説明します。まずは昨年度決算ですが、収入総額約1,230万円、支出総額約1,170万円で約60万円の黒字決算となっております。これは年会費の入金はお陰様で順調に進み、各経費も予算通りに収まりましたが、大阪支部と名古屋支部以外は例会が開催されなかったため、本部・支部への支部活動費や出張代が費消されなかったことが主な要因です。
本年度予算ですが、収入総額は例会開催会費が増えるため約1,370万円を予定しております。支出総額は、社友会50周年記念事業費550万円、例会費用300万円、例会出張費110万円、会誌40万円などの増額により、約2,230万円となり860万円の支出超過になりますが、コロナ下の活動停止の支出減少による繰越金の増加があり、結果として、繰越金は通年とほぼ同額の約1,530万円を維持しておりますので、ご安心下さい。
役員人事に関する報告ですが、本年3月末の退任役員は全国で1名です。長い間ご尽力頂き、誠に有難く厚く御礼申し上げます。また、新たに幹事役として就任された方2名を含め、4月1日現在、役員総数は全国7地区で49名になります。この全役員のボランティアと事務局2名の実務対応で社友会の正常な運営を行っておりますが、全役員の高齢化と長期化という喫緊の課題を抱えております。早急に解決するべく模索を続けておりますので、ご理解とご支援を頂きたく、何卒宜しくお願い申し上げます。
以上が当会の活動報告と活動計画及び決算と予算の説明となります。後ほど、ご承認の程、宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、本日ご出席頂いた皆様の益々のご健勝とご多幸を祈念して挨拶とさせて頂きます。ご清聴、有難うございました。
藤本社長ご挨拶
皆様、こんにちは。双日社長の藤本でございます。
本日は、日商岩井社友会の総会にお招き頂き有難うございます。創立50周年を迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。この節目の年に、本日皆様とお会いできることを心より嬉しく思っております。
さて、双日は6月20日に株主総会を行い、2022年度の決算は過去最高となる当期純利益1,112億円を記録しました。株価も3,000円台と好調に推移しており、これもひとえに、 本日ご臨席頂いている皆様をはじめとした諸先輩方が、優良な商権や資産等の礎を築いて頂いたおかげであり、大変感謝しております。
双日が2004年に発足してから20年が経過し、同じく節目の年を迎えます。1,000億円を発射台として今後も更なる発展を続けるべく、次の成長ステージへ歩みを進めていくわけですが、その一環で「双日らしさ」プロジェクトを進めております。これは、2030年に当社の目指す姿を「事業や人材を創造し続ける総合商社」と定め、社会で起こる様々な変化に対応し、必要な物やサービスを必要なところに提供し、持続的な成長を実現していくためのプロジェクトです。例えば、2019年から始めたHassojitzプロジェクトでは、若い世代の考えや柔軟な発想をもとにした事業アイデアを社内公募し、優秀なアイデアについては事業化に向けて会社がバックアップしていくもので、今年で5年目を迎えます。実際にいくつかのアイデアは事業化を進めており、双日らしさの象徴的なプロジェクトとして、今後より一層発展させていく所存です。
このように、統合から20年で、当社は更なる成長ステージへと進んでいますが、一方で社友会は、現在も、双日、日商岩井、ニチメン東京、ニチメン大阪という4つのグループに分かれている状況です。私はこの社友会の在り方についても見直しを行うタイミングが来たのではないかと考えております。高齢化や会員数減少などの問題をかかえていると認識しており、また、統合後に入社した世代は、双日社友会に入るのが自然の流れと思いますので、4つの組織を一つに統合して、一体感のある持続的な運営を図るべきではないかと考えております。今後、皆様方のご意見やご提案もお聞きしながら、より良い社友会の運営に向けて具体的な話を進めたいと考えておりますので、皆様のご協力をお願い申し上げます。
本日は、改めて創立50周年をお祝いするとともに、社友会のご発展と関係者の皆様のご多幸を祈念し、私の挨拶とさせていただきます。
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双日役員、左から藤本社長、渋谷常務、畑田執行役員、真鍋専務
伊藤伸明さんによる乾杯
小松通郎さんによる中締め