会員の活動
寄稿・便り
創立40周年記念行事について
樫木洋一(66122)
私が社友会東京本部の幹事をしていたのは、2008年から2014年の6年間です。
在任中で一番印象に残っているものの一つは2013年に実施した「社友会40周年記念行事」です。記念行事は、きりのよい節目で行うのが通例ですので、40周年記念という案が持ち上がったとき、当初は「なぜ、40周年記念か」という疑問が出されました。当時我々幹事の大きな課題は、社友会の活性化でした。そのためには、会員に社友会そのものに関心を持って貰い、出来るだけ多くの会員に社友会活動に参加して貰える方法はないかといろいろ企画していました。そのような中で出た一つのアイデアが40周年記念行事だったのです。当時の近藤会長のご尽力により記念行事に対して、双日から金銭を含めた全面的な支援が得られ、いろいろな記念行事プランを作成しました。その主なものは、「記念例会開催」と『日商岩井35年のあゆみ』の編纂でした。
「記念例会」は各支部でも開催しましたが、特に東京では、出席総数が最多の約350名となり、従来の会場だけでは収容出来ないため、双日にお願いしてカフェエリアも使えるようになり、それだけではなく多方面で協力が得られました。当日は、従来の例会会場をメイン会場として記念例会のセレモニーを行い、カフェエリアのサブ会場では、メイン会場の様子を大型画面に映して同時並行で行事を進めるよう準備していました。ところがハプニングが起こりました。それは、メイン会場でのセレモニーが終わる前に、サブ会場で乾杯を始めてしまったことです。我々の計画はみごとに失敗してしまいました。しかし、その後は両会場間の行動は自由でしたので、交流は十分出来ました。記念例会は東京以外の6支部でも開催され、出席総数は東京を含めて約700名となり、当初想定した以上の人数で大成功でした。
日商岩井社史については、当時はすでに双日という会社になっており、双日では作れないので、それに代わり、社友会で『日商岩井35年のあゆみ』を作ろうということになりました。そして多くの社友会会員の協力により立派に出来上がり、全会員に配布することが出来ました。この編纂も40周年記念行事の一つとして取り上げたことによって実行できたものです。
最後に、私が在任中に前記以外に行われたものとして次のようなものがあります。
- 2011年の東日本大震災で、東北のOB/OGの方の安否確認を幹事が手分けして行い、全員が無事であることが判明し、会報を通じて会員から寄付も募りました。
- 社友会のHPも立上げ、会員へ会報以外の情報提供を図りました。
- 会報についは、2度会員にアンケート調査を行って紙面を見直し、発行回数も2ケ月ごとから3ケ月ごとに、会報の印刷業者と発送業者も変更してより会員への木目細かいサービス向上に努めました。
- 中・四国支部と東北支部が新たに発足しました。また、支部ごとの活動の充実も図りました。その一つとして支部での会員バスツアーがこの頃から始まりました。