例会・イベント

開催の報告

2024年大阪支部新年例会

明るく穏やかに明けた新年でしたが、思わぬ大きな能登半島地震、更には奇跡的な救出があったとは言え考えられないような飛行機事故、何とも大波乱の2024年の年明けとなりました。そんな中での新年例会の開催でしたが、今回は日商岩井社友会としての最後の新年例会になるということもあり、100名に近い参加希望者で事務局としては久しぶりに気持ちの高ぶりを感じていました。開催日の1月20日は早朝からの雨予想に事務局一同、会場の「シティープラザ大阪」でやきもきしていましたが、ほぼ予定していた皆様95名がお見えになり久しぶりの賑やかな例会になりました。

定刻の12時に司会進行役の巣山洋幹事から開会が告げられましたが、開始に先立って全員で年頭の能登半島地震で犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表し黙祷を捧げました。

その後に原國俊大阪支部長の開会の辞、長久保敏社友会会長のご挨拶に続き、ご来賓の平井龍太郎双日副社長よりご挨拶をいただきました。

原支部長からは、厳しい状況の中ながら実にたくさんの皆様にお集まりいただいたことへの感謝と、この新年例会が日商岩井社友会50周年の記念の例会になること、加えて4月からは新生双日社友会となってスタートすることの報告がありました。今までの社友会での各種イベントについては今後も出来る限り継続していくので、引き続き皆様のご支援をとのお願いがありました。

 

長久保会長からは、50周年を迎えた1年の振り返りと、新社友会のスタートにむけた進捗状況、そして今後とも双日ともしっかりタイアップして、これまで以上に夢のある新しい社友会にしていくべく皆様方のご協力をお願いされました。

平井副社長からは、本年が双日の発足20年の節目の年にあたり、当期利益1,000億円を発射台にして次の目標である当期利益2,000億円を目指して、4月より新中期経営計画をタートするとのご報告がありました。年明け後も株価は順調に推移しており、今後も更なる努力を傾注し株価の上昇をめざし、それに伴いしっかり配当も出来るようにしたい。また、経営体制については、新年度からトップの若返りをはかり、1993年度入社、商社業界でも最若手である植村幸祐氏が社長に就任し、経営陣、社員一同新たな気持ちで新中期経営計画達成に注力するとの決意表明がありました。

引き続き今年の米寿対象者21名(ご出席4名)、喜寿対象者29名(ご出席8名)の披露がされ、長久保会長、来賓の平井副社長を間に挟んで出席長寿者全員で記念撮影を行いました。

こうして粛々と新年の式次第を終え、懇親会に移りました。今年は社友会結成50年の記念すべき新年例会でもあり鏡開きを行いました。平井双日副社長、泉谷双日関西支社長、長久保社友会会長、西尾社友会会員代表、原大阪支部長の5人の方々で「ヨイショ」の掛け声で鏡を開いていただきました。それぞれのテーブルに汲分けされたお酒を手に今年の米寿者代表の出射靖郎さんの御発声で高らかに乾杯を行いました。

そのあとは例年にも増して和気藹々の懇親会となりました。予定された2時間もあっという間に過ぎて、最後に杉山弘幹事の音頭で皆さんのご健勝とご多幸を祈念して恒例の「大阪締め」を打って盛会裏に無事例会を終了いたしました。

(報告:年清彰雄)